レイクの這い上がり隊

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世界最強が早い!「ありふれた職業で世界最強」 1~2巻 感想

※本文にはネタバレを含みます

 

 

ありふれた職業で世界最強 1巻

クラスごと異世界召喚される異世界もの。

主人公である南雲ハジメは最底辺の能力でスタートすることに。

とある出来事がありクラスの華とも言える香織に好意を持たれているハジメだったが、妬みからクラスメイトの一人にも裏切られ迷宮の奈落に落とされてしまう。

そこから毎回の激戦を繰り広げながら生き抜いていき、世界最強になる力を付けていく所が物語のキモとなる。

 

個人的に気になった点としては、ステータスプレート呼ばれるステータスを見ることができるアイテムが存在しているのですが、1ページにも渡るステータス表が何回も出てくる部分は、ちょっと読んでいて辛かったです。

 

中盤以降の主人公が努力して成長していく話、そして後半から登場するメインヒロインであるユエちゃんは設定が好みで、境遇も似ている主人公とも良いコンビになりそうでこれから先が期待ができそうな感じです。

 

ありふれた職業で世界最強 2巻

オルクス大迷宮を攻略し、最深部で世界の秘密から神代魔法に加え貴重なアイテムを入手したハジメ一行。

ステータスに加え装備も世界最強になってる感じがしているけど記にしない方向にして、次なる目的地を目指すため久々の地上へ。

 

ギリギリの状況で生き永らえた主人公は敵ならば倒すのも迷わない性格に。

道中では新ヒロインであるウサ耳少女である残念ウサギのシアが仲間もなって、ハジメ、ユエの二人だとシリアス方向に強めだったので中和役になるのかな。

 

気になった部分としては、途中で兎人族を鍛えるシーンがあったのですが、フルメタル・ジャケットのハートマン軍曹パロは冷めるからやらない方が良かったんじゃないかなあ……って。

でも強化された後の性格や会話は中二病満載で面白くて結構好き。

 

それを除けば話の展開のテンポの良さ、ライセン大迷宮の攻略中のはちゃめちゃ感、主人公のクラスメイト達のその後もどうなっているのかが分かり、読んでいて面白かったです。

次の巻以降で大きく絡んできそうな予感。

 

主な登場人物と感想

南雲ハジメ

本作の主人公。

クラスメイトによって奈落に落とされた後は生命消失の危機があり苦しみぬいた結果、人格が大きく歪んでしまった。

発言や行動で色々な部分からオタクが垣間見える。

ハジメが作成した、どこかで見たことあるような武器やアイテムが色々と出てくる。

 

ユエ

メインヒロインで吸血鬼。

見た目はロリだけど323歳で、過酷な運命を辿ってきたらしい。

 ユエというのはオルクス大迷宮で助けてもらったときにハジメに付けてもらった名前。

自動再生の能力によりほぼ命が消えることのない身体を持っていたり、魔法を無詠唱で使えたりとチートっぷりを発揮している気がする。

 

シア・ハウリア

ヒロインの一人でスタイル抜群のウサ耳ポジション。

最初は無理やりハジメ達の旅に同行して鬱陶しがられていたがユエに認められるようになり大切な存在となる。

危険を回避できる未来視を持つ上にパワータイプ担当。