レイクの這い上がり隊

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水浴びが美しい「賢者の弟子を名乗る賢者」 3~4巻 感想

※本文にはネタバレを含みます

 

 

賢者の弟子を名乗る賢者 3巻

この手の小説には付きものの学園編。

入学という形ではなく観光に訪れた結果、ちょっとした騒動に巻き込まれたミラは召喚術士の権威を見せつけるために臨時で術技審査会へと参加することとなる。

術技審査会では、ちょっとやりすぎの召喚を審査員に見せたり、対抗してきた人物をダークナイトの軍勢で黙らせてしまったミラちゃん。

ミラちゃんの召喚術がどれだけ規格外かよく分かりますね。

その後の学園では、青春している学生たちを見習ったり、先生からヒントを貰い新技術を開発していくミラちゃん可愛い。

その後は学園内にある博物館の探索もあり、ヒナタ先生の活躍もあったりして面白かったです。

 

それにしても召喚で出てくる子達がみんなミラちゃんのことが好き好きオーラが出ていて、慕われている感じが出ていてほっこりできますね。

長い間、主がいなくて寂しかったんだなーって所がよく分かって良かったです。

 

しかしここまで便利そうな召喚術が落ちぶれるって30年の間に一体何があったのだろうか。

学園の召喚術部門も復興していくことに期待。

 

賢者の弟子を名乗る賢者 4巻

今回は天魔迷宮プライマルフォレスト編。

ミラ愛用の召喚獣ペガサスに乗って旅をしていると各地で新しい出会いがあって旅をしている感じがあって雰囲気が良い感じですね。

道中の村では召喚術でダークナイトの強さを見せ、砦では怪我人を癒やし、ついでに襲ってきた魔物を倒す手助けし召喚術の良さを見せつけていくミラちゃん。

 

中盤からは迷宮の道案内役として召喚の中でも異彩を放つ猫の妖精ケット・シーが登場。

可愛らしい姿に加え、よく喋る説明役としてもこれから何度も出てきそうな予感がします。

 

そしてここでシリアス気味にキメラクローゼンという危険な組織、それに対抗する五十鈴連盟が登場。

五十鈴連盟には九賢者がいそうな雰囲気も出ていますし、キメラクローゼンとはこれからどう絡んでいくのか期待です。

 

後半はミラ、マリアナと、手懐けたピュアラビットとの生活。

ミラちゃんとマナリアちゃんとの会話は初々しい新婚さんみたいな雰囲気が出ていてとっても良いですね。

この二人の会話は本作の中でもかなり好きだなーって。

 

次巻からは鉄道旅行もあるみたいで、また新たな出会いもありそうで楽しみです。

 

主な登場人物と感想

ミラ

一部のみを召喚する技まで覚えて召喚術士としてもパワーアップ。

服装の変化や、表紙や挿絵が良いのもあって、どんどん可愛くなっている気がする。

4巻のカラーページの水浴びの絵は至高と言えるかもしれない。

毎巻わしかわいい。

 

ケット・シー

点数などを書いたプラカードを掲げながらネタを仕込んで召喚される姿は可愛いと思うし、ずるい。

大道芸担当。