レイクの這い上がり隊

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本気のリオが強すぎる!「精霊幻想記」 6~7巻 感想

※本文にはネタバレを含みます

 

 

精霊幻想記 6巻 逢魔の前奏曲

救出されたセリア先生のその後のお話。

前半はリオの魔道具に目を光らすセリア先生、アイシアとセリア先生の会話、二人のお風呂シーンでの一枚絵など、ありがたい場面が多くて嬉しい。

リオ、アイシア、セリア先生の三人で町に買い物に行ってからはセリア先生が試着室で合わせた一枚絵の挿絵もあり最高。

セリア先生の感想しか書いてないなこいつ

精霊の民の里ではラティーファ達や美春達が和気あいあいとしているシーンも入ったり賑やかな様子。

 

前半とはうって変わって後半はきな臭くなり、黒幕っぽい存在が現れてリーゼロッテ達を襲ってきましたがリオの手により無事撃退。

リオは強敵クラスの魔物でも余裕で屠れるほどの実力者なのですが、基本的に最低限の手助けしかしないので、そこまで嫌な感じもしないところが良いですね。

今回は敵の襲撃が大規模だったので久々に主人公無双を見ることができました。

 

それにしてもこの戦闘経験が全く無い、口だけの勇者は戦う時が来るのでしょうか。

勇者坂田とフローラが婚約するのだけは嫌すぎるので、フローラは救われてほしいなー。

 

精霊幻想記 7巻 夜明けの輪舞曲

魔物の襲撃からリーゼロッテ達を救った結果、親交を深めることができたリオ達。

このままアマンドへ滞在することに。

リーゼロッテもそうですが、周りのメイドみんなのキャラクターが好きな感じで読んでいて楽しい。

第一巻~第二巻で出てきたサブキャラクターが成長して再登場するというのも良いですね。

宿屋に宿泊していたときにお世話になった女の子がいたのもよく覚えています。

 

ついでに第一巻に登場してきた嫌な貴族も登場するのですが、こちらは相変わらずの不快さ。

リオが上手いことあしらってくれた上に、最終的には酷い目に遭ったので気持ちよかったけど。

 

ラストは親の仇とも言えるルシウスとの戦闘シーンと、これまでの物語で一番の黒幕だと思われいたレイスとついに対面。

雰囲気から察するにルシウスはかなりの強者設定だと思われるけど、リオの本気が強すぎてまるで相手にならない様子。

レイスの助けによってルシウスは重症を負いながらもギリギリ生き残ったわけだけど、レイスは強敵そうだし、ルシウスも復活することができたら嫌な雰囲気になりそうだしで、これからどうなっていくのでしょうか。

フローラ王女にも正体がバレてしまいましたし次巻が楽しみですね。

 

主な登場人物と感想

リオ / ハルト

ついに親の仇と対面し、復習する機会を得ることとなったリオ。

肉弾戦でも遠距離戦でも強いとか精霊術便利すぎでは?

 

セリア=クレール

セリア先生の私服姿の挿絵が最高すぎる!

第七巻では呪文を使いサポートする姿も見ることができて満足。

 

リーゼロッテ

第二巻で登場したリッカ商会の会長。

好きな性格をしているのでこれからの活躍に期待です。

 

ルシウス

子供が復讐するのを返り討ちにするのを楽しみにする性格はあまりに最悪だったけど、リオが強すぎたので最悪のケースは回避。

小物くらいで終わるとありがたいけどどうなるかな。

 

レイス

プロキシア帝国大使。

見るからに陰湿っぽいからこれからも間違いなく嫌がらせしてくるはず。