レイクの這い上がり隊

私が這い上がるために色々と足掻くブログです。

世界観の広がりが凄い!「本好きの下剋上」 第一部 兵士の娘 あらすじや感想

本好きの下剋上 第一部 兵士の娘

あらすじ

転生したのは、識字率が低くて本が少ない世界の兵士の娘。いくら読みたくても周りに本なんてあるはずない。本がないならどうする? 作ってしまえばいいじゃない。目指すは図書館司書! 本に囲まれて生きるため、本を作るところから始めよう。 

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主人公の完全に新たな世界での戸惑い、今までと違って通じない常識 。

ちょっと動けば倒れる、虚弱すぎる身体。

周囲には本も文字も存在しない世界。

電気も無い。お風呂も無い。

あるのは家族と、手を差し伸べてくれる人々。

本が一番だった彼女に、家族も大事な物として追加されていく、心暖まる物語。

 

第一部の感想

転生した先にある見知らぬ世界に戸惑う主人公マイン。

そこは家族が継ぎ接ぎの服を着ている、集合住宅みたいな貧しそうな家。

 

最初はただの中世ヨーロッパ風の世界だとマインは思っていたものの、実は魔力のあるファンタジー世界だったという展開が徐々に判明していくのはとても面白かったです。

マインは虚弱体質で一人で外に出ていくのも辛く、すぐ倒れて寝込んでしまう体質なのですが本のために突き進んでいき、よくトラブルを起こし斜め上に突き進んでいくのが見ていてとてもハラハラし、先が全く読めませんでした。

 

好きな話は、商人との会合でのマインの受け答えが、次の閑話ではあまりに異質に見えていたという部分。

他にもマインの自分が転生者という告白とルッツとの受け答え、第一部ラストの流れも家族の暖かさが感じられ、涙腺にきました。

 

全体的に飽きさせない作りが見事としか言いようがなかったです。

第二部へと続く流れも、これからの話が読めなくて先が気になりますし素晴らしかった。

 

主な登場人物と感想

マイン

本作の主人公で本好きというよりは本狂い。

身食いという自分が気を抜いた瞬間に高熱が体中を巡り、生命消失しかける謎の症状に悩まされる。

そのせいもあって虚弱で身体の成長も遅い。

本も大好きだけど、家族も大切な存在になるところが本作のポイント。

 

エーファ

マインの母親で美人。

染物工房で働いていて裁縫も得意。

 

ギュンター

マインの父親で兵士。

門番で都市への通行人をチェックするのが仕事。

娘に対してかなりの親ばかを発揮している。

 

トゥーリ

マインの姉。

裁縫が上手で、マインの影響で他の平民と比べても身綺麗にしている。

マインが言うには天使。

 

ルッツ

気づいたらマイン専属みたいになっていた男の子。

最初は虚弱なマインを助けていた程度だったけど、徐々にマインの一番の理解者に成長していく。

ギルベルタ商会に見習いとして入ったあとの成長っぷりは凄まじい。

家族構成は父ディード、母カルラ、兄ザシャ、ジーク、ラルフ。

 

オットー

門番での会計係で元旅商人。

マインに石版を与えて字を教えてくれた先生でもある。

妻のコリンナを愛しており、当時の全てを投げ捨ててまで告白した凄い人。

 

ベンノ

ギルベルタ商会の旦那様。

マインが国に与える影響が大きすぎるために尽力することに。

そのせいか、本作の重要なポジションになる一人。

 

マルク

ギルベルタ商会の執事さん。

商人のマインを手伝ってくれるとっても良い人。

 

コリンナ

オットーの妻で、ベンノの妹。

癒し系担当。

トゥーリが憧れていたりする。

 

ギルド長

商業ギルドのギルド長。

ベンノとは仲が悪いらしい。

マインと取引をしたがっている。

 

フリーダ

ギルド長の孫娘。

マインと同年代の友人(予定)で身食い。

身食いを防ぐために貴族と契約している。

お金が好き。

 

 

イルゼ

ギルド長お抱えの料理人。

マインも認める料理の腕前を誇る。

マインからカトルカールのレシピを教えてもらった。

そのレシピを更にアレンジしていく努力家。

 

水浴びが美しい「賢者の弟子を名乗る賢者」 3~4巻 感想

※本文にはネタバレを含みます

 

 

賢者の弟子を名乗る賢者 3巻

この手の小説には付きものの学園編。

入学という形ではなく観光に訪れた結果、ちょっとした騒動に巻き込まれたミラは召喚術士の権威を見せつけるために臨時で術技審査会へと参加することとなる。

術技審査会では、ちょっとやりすぎの召喚を審査員に見せたり、対抗してきた人物をダークナイトの軍勢で黙らせてしまったミラちゃん。

ミラちゃんの召喚術がどれだけ規格外かよく分かりますね。

その後の学園では、青春している学生たちを見習ったり、先生からヒントを貰い新技術を開発していくミラちゃん可愛い。

その後は学園内にある博物館の探索もあり、ヒナタ先生の活躍もあったりして面白かったです。

 

それにしても召喚で出てくる子達がみんなミラちゃんのことが好き好きオーラが出ていて、慕われている感じが出ていてほっこりできますね。

長い間、主がいなくて寂しかったんだなーって所がよく分かって良かったです。

 

しかしここまで便利そうな召喚術が落ちぶれるって30年の間に一体何があったのだろうか。

学園の召喚術部門も復興していくことに期待。

 

賢者の弟子を名乗る賢者 4巻

今回は天魔迷宮プライマルフォレスト編。

ミラ愛用の召喚獣ペガサスに乗って旅をしていると各地で新しい出会いがあって旅をしている感じがあって雰囲気が良い感じですね。

道中の村では召喚術でダークナイトの強さを見せ、砦では怪我人を癒やし、ついでに襲ってきた魔物を倒す手助けし召喚術の良さを見せつけていくミラちゃん。

 

中盤からは迷宮の道案内役として召喚の中でも異彩を放つ猫の妖精ケット・シーが登場。

可愛らしい姿に加え、よく喋る説明役としてもこれから何度も出てきそうな予感がします。

 

そしてここでシリアス気味にキメラクローゼンという危険な組織、それに対抗する五十鈴連盟が登場。

五十鈴連盟には九賢者がいそうな雰囲気も出ていますし、キメラクローゼンとはこれからどう絡んでいくのか期待です。

 

後半はミラ、マリアナと、手懐けたピュアラビットとの生活。

ミラちゃんとマナリアちゃんとの会話は初々しい新婚さんみたいな雰囲気が出ていてとっても良いですね。

この二人の会話は本作の中でもかなり好きだなーって。

 

次巻からは鉄道旅行もあるみたいで、また新たな出会いもありそうで楽しみです。

 

主な登場人物と感想

ミラ

一部のみを召喚する技まで覚えて召喚術士としてもパワーアップ。

服装の変化や、表紙や挿絵が良いのもあって、どんどん可愛くなっている気がする。

4巻のカラーページの水浴びの絵は至高と言えるかもしれない。

毎巻わしかわいい。

 

ケット・シー

点数などを書いたプラカードを掲げながらネタを仕込んで召喚される姿は可愛いと思うし、ずるい。

大道芸担当。

 

お爺ちゃん言葉のゴスロリ美少女!「賢者の弟子を名乗る賢者」 1~2巻 感想

※本文にはネタバレを含みます

仮想空間に構築された世界の一つ。鑑(かがみ)は、その世界で九賢者という術士の最高位に座していた。
ある日、徹夜の疲れから仮想空間の中で眠ってしまう。そして目を覚ますと、そこは今までの世界とは違い……。何よりも、慣れ親しんだ渋く老練とした威厳のある姿が、幼気な少女のものになってしまっていた。
何者かと問われ、正直に名乗れば今まで培ってきた荘厳なイメージを崩しかねない状況。そこで思いついた言い訳は……。

 

賢者の弟子を名乗る賢者 1巻

VRMMOを遊んでいて、キャラディットをしていたら寝落ちして起きたら現実になっていたという話。

自分の見た目に好みのキャラクターを時間をかけて完成させるのあるある。

その結果、喋り方がお爺ちゃんっぽい銀髪ストレートのロリ気味の、自称賢者の弟子を名乗る少女ミラが生まれてしまったのであった。

ミラちゃんは中身が男性のはずなのに、登場キャラクター達が可愛いっていうのも分かるくらい可愛いの本当にずるい。

 

主人公であるミラちゃんこと、アルカイト王国の九賢者ダンブルフ・ガンダドアは召喚術をメインに使用し、それに加えて仙術という格闘戦能力にも秀でた力を持っているのが珍しくて面白いなと思いました。

主人公がこの世界に数多く巻き込まれたプレイヤーの内の一人ということもあり、ゲーム内で育成して手に入れていた術やスキルを使用してテクニカルに戦闘していく姿は好感が持てました。

ちょっと召喚術が強すぎる気がするけど最高峰らしいし仕方ないね。

 

全体的にテンポが良く、主人公が藤ちょこさんのイラストが似合うゴスロリ系少女。

世界観の表現もMMO好きとしては面白く、これから先の展開が気になりました。

 

賢者の弟子を名乗る賢者 2巻

国王の頼みにより、九賢者を探す旅に出るミラ。

新たな街で冒険者登録をしたり、偶然出会うこととなったエカルラートカリヨンというギルドメンバーとパーティ結成してダンジョンへ。

 

召喚術によって護衛役から戦闘役などを召喚。

更には上位召喚術みたいなのを使いヴァルキリーを召喚したら会話まで出来てしまうとは何でもありかっ!ってなる。

便利すぎるでしょ召喚術。

 

悪魔との戦闘シーンはミラちゃんの良さが存分に出ていてよかった。

一見、ただの少女が仙術で相手を圧倒していく姿はとっても格好良い。

トドメが召喚術というのも良いポイントだと思いました。

 

結論としては、わしかわいいって言っている、色々な姿のミラちゃんを見て楽しむライトノベルってことで合ってるはず。

 

主な登場人物と感想

ミラ / ダンブルフ・ガンダドア

召喚術士のトップの実力を持つ、アルカイト王国の九賢者の一人。

とてつもない美貌を持つが、お爺ちゃんの間はロールプレイをしていたため基本的に発言だけを見ているとお爺ちゃんっぽい。

イラストと合わさってお爺ちゃん言葉を放つゴスロリ美少女っていうのが物凄く良い。

わしかわいい。

 

ソロモン

プレイヤーの一人でアルカイト王国の国王。

ミラの友人ポジションで、気兼ねなく話せる会話は読んでいて面白かった。

 

リリィ

アルカイト王国に務める侍女。

ミラちゃんのために選ぶ服のセンスが良くて読者も満足。

 

マリアナ

元々はダンブルフの自室を助ける補佐官のNPC。

妖精族で感情も現すようになったようで、サブエピソードではとっても可愛い姿が見られたと思います。

見た目も好みだったのでミラちゃんとマナリアちゃんの百合展開(?)みたいなのが読みたいな。

 

家庭教師と教え子の関係が良い感じ「アサシンズプライド」 1~2巻 感想

※本文にはネタバレを含みます

 

 

アサシンズプライド 暗殺教師と無能才女

 無能才女と呼ばれ蔑まれているメリダに、主人公であるクーファが暗殺者という職業を隠し、家庭教師役として訪れるところから始まるお話。

メインヒロインであるメリダが貴族では当然のように持つマナが発現してないにも関わらず、一生懸命な努力家で非常に好感が持てる人物だったのが良かったです。

メリダちゃん本当にかわいい!!

 

序盤の展開はメリダ的には結構辛いものがあったのですが、クーファがメリダの努力の理由を知り、メリダの正体が暴かれないように活動するため、一蓮托生となる展開は良かった。

 

クーファの血を分け与えられたメリダがマナに目覚めてからは、本格的な戦闘方法を学んでいき、大会でこれまでいじめられていた相手に、クーファも見知らぬうちに覚えた技で見返してやる展開はスカッとできて気持ちよかったかな。

 

話のテンポが良く、後半の戦闘シーンにはクーファ&ロゼッティの華麗なコンビネーションが見られたり、クーファの強さの秘訣とも言える正体も明らかになりましたが、これから先、クーファとメリダの二人がどのような道を歩んでいくのか楽しみになりました。

 

アサシンズプライド2 暗殺教師と女王選抜戦

学園で姉妹校も合わせて年に一度開催されるみんなが楽しみにしている選抜戦だったけど、何者かの思惑や陰謀があって、メリダ=アンジェル、その従姉妹であるエリーゼ=アンジェルの二人が選抜されてしまう。

 

メリダとエリーゼの従姉妹コンビはかなり見ていて好ましく、ところどころ百合百合しいところもあるのが良かったです。

後半にある本音の殴り合いも面白かったですし、従姉妹相手にガチの格闘戦までできるようになるとはクーファ先生の実戦的な練習怖い。

クーファ先生によるメリダちゃんの練習シーンは読んでいて徐々に強くなっていく努力を感じられるので好きなのですけどね。

メリダがエリーゼにも1vs1で勝利し、本当に強くなったなーって実感できるのは良いですね。

 

次巻も色々な思惑がありそうなラストだったので期待です。

 

主な登場人物と感想

クーファ=ヴァンピール

主人公で位階は侍。

白夜騎兵団の暗殺者であり、メリダが聖騎士として目覚めないなら暗殺するという目的を持った家庭教師として潜入することとなる。

侍というテクニカルな位階、そして普段は隠しているけど吸血鬼のハーフというのも面白いと思った。

メリダちゃんが大事すぎて、エッチなことしてるのに気づいてない疑惑。

 

メリダ=アンジェル

メインヒロインで位階は侍。

無能才女と蔑まれているけど本人は努力家。

服をまくられていたり、そういう挿絵がたくさんありそうな気がする女の子。

 

エリーゼ=アンジェル

メリダの従姉妹で位階は聖騎士。

メリダのことをリタって呼んでいる。

メリダちゃんと一生きゃっきゃうふふしてほしい。

 

ロゼッティ=プリケット

エリーゼの家庭教師で位階は舞巫女。

下層移住区の生まれなのに最年少で聖都親衛隊に入団し、特例として貴族となった凄い女の子。

愛称はロゼ。

得物のチャクラムで戦うっていうのは好き。

 

最初からクライマックス!「ありふれた職業で世界最強」 6巻 感想

※本文にはネタバレを含みます

 

ありふれた職業で世界最強 6巻

開幕から賊に襲撃されていた商隊にいたリリアーナ王女を救出。

結界を見ただけで王女だとわかった香織ちゃん凄くない?

リリアーナ王女から愛ちゃん先生がさらわれたことを聞いたハジメ達は自分が原因でもあるからと救出に行くのであった。

 

一方の王城では何やら怪しい雰囲気で、檜山の裏切りや騎士団メンバーが操られていたりして危険な様子。

これは1巻から暗躍していたもう一人のクラスメイトがついに出てくるのか?

メルド団長、好感の持てる良いキャラクターだったんだけどなー。

それにしても仲間内での裏切りもあり王国にある防御設備も崩壊し、一気にピンチを迎えてしまったけど大丈夫か?

神代魔法の大軍ワープが便利すぎて戦略も何も無いなこれ!

 

ハジメ側は神山に登り愛ちゃん先生を難なく救出からの、ハジメvs神の使徒ノイント戦。

これがまた中二病全開で、ハジメが実質フィンファンネルでIフィールドを展開させたりと、かなりのやりたい放題。

敵側も分解剣やら連発してきて超人決戦極まってるなって感じ。

 

シアvsミハイル戦。

やたら敵視してきて誰だこいつ?って思ったけど4巻に出てきた女魔人の婚約者でした。

シアあんま関係なくない?

その上、特に何事もなく撃退したのでコメント無し。

 

ユエvsフリード戦。

魔法の無詠唱に加え神代魔法まで扱え、自然治癒まで完備しているって、よくよく考えるとユエちゃんってハジメよりもヤバイ存在では?

空間を切断したり重力移動で高速移動したりと、やりたい放題のユエちゃん。

フリードも数の利と神代魔法で対抗していき、ユエをあと一歩まで追い詰めたところでユエのカウンターが発動。

神代魔法によって前回ハジメを瀕死にさせた傷を相手に植え付けるユエ。

ユエちゃんだけは敵に回したくないわぁ……怖すぎる。

 

他にもティオの背に乗った愛ちゃん先生が神山を爆破してしまった怖い事件があったけど見なかったことにしよう、うん。

 

後半からは恵理の裏切りでクラスメイト全員を巻き込んで中々ピンチな展開に。

というか6巻の表紙が誰なのかと思ってたけどお前かい!

その後は裏切りの手伝いをしていた檜山の手によって命を散らしてしまった香織。

いくら好きだからって人形扱いにして扱うだなんてドン引きだわあ……。

 

香織が倒れ、他のクラスメイトもピンチの中、ノイントとの戦闘を終えてその場に現れたハジメによって、一瞬にして檜山は魔物の中心にポイ捨てされることとなったので気持ちよかった。

団長も無事に成仏出来てよかったね……。

 

その後は色々あったものの、追いついてきたフリードに対して周辺にいる魔物達を太陽光レーザーにより殲滅させ交渉に入るハジメ。

恵理はフリードに連れられて脱出。

この女はかなり調子に乗ってたので倒すなり何かしてほしかった……。

 

あ、香織ちゃんはノイントの身体に魂を移し、真・香織として生まれ変わってました。

本人は強くなれて嬉しそうだし、これでいいんだろうか?

 

かなりわちゃわちゃしてきたけど、次はどうなるのだろうか。

 

何処かで見たことある光景の 「ありふれた職業で世界最強」 5巻 感想

ありふれた職業で世界最強 5巻 感想

※本文にはネタバレを含みます

 

ありふれた職業で世界最強 5巻

新たに香織を仲間に入れ、大迷宮攻略ついでにミュウの母親が住むと言われている町を目指すハジメ一行。

その道中で倒れていた謎の症状にかかった男性を助た結果、アンカジ公国では病気が広がっていたということが判明したため、大迷宮攻略のついでに人助けを……というのが今回の話。

ミュウちゃんにお願いされちゃ仕方ないよね。

 

水源であるオアシスが汚染されているという話を受け、とりあえずで簡単に貯水池を作ってしまうユエちゃん。

最初に重力魔法で巨大な入れ物を作り、おまけでハジメが周辺を金属コーティングして、水魔法を何度も使用し水を貯めていきあっという間に完成。

吸血鬼の力を使ってハジメから力を貰ったとはいえ、魔法万能すぎる問題だと思う。

 

その後は水源であるオアシスに原因調査に向かったハジメ達。

どうやら魔人族が仕掛けた魔物の仕業だと予想。

前回あたりからですが、魔人の存在がよく出てくるようになりましたね。

 

なんやかんやありつつ町に待機させる香織にミュウを預け、グリューエン大火山へ。

 

途中、ユエちゃんの可愛い挿絵を挟みつつ、町から静因石を集める依頼があったため壁に埋まっていた静因石を回収した結果、なんと奥はマグマ地帯であったため空けた穴からマグマが勢いよく流れてピンチとなることに。

 

これ知ってる、マインクラフトで見たことあるやつじゃない?

ブロックを壊したらマグマが出てくるとか、足元掘ったらマグマに落ちるとか物凄い既視感ある。

 

しかしマグナにも耐えられる船を一瞬で作り、難なく切り抜けるあたり本当にこのパーティ最強すぎるなー。

主にハジメとユエだけど。

 

マグマに揺られながら最深部へと辿り着く一行。

最深部で待ち受けるボス戦となるわけだけど、激戦になりながらもボスにトドメを刺さそうとした瞬間、待ち伏せしていた魔人の不意打ち。

魔人側のリーダーみたいなポジションのはずですが、同じ神代魔法の使い手ともあってか危機感があり、中々のずる賢さを見せますね。

不意打ちによって瀕死の重傷を負うハジメ。

ここまでピンチになったのって1巻以来じゃないかなあ……?

重症になりながらも一命を取り留め、ティオにメッセージを託して自らも脱出準備をするのはさすが主人公といったところ。

 

後半は、火山から流されてやってきたミュウちゃんの故郷とメルジーネ海底遺跡編。

無事、ミュウちゃんも母親と再開できてよかったよかった。

ティオの背からスカイダイビングまでしてパパの元に飛んでいくミュウちゃんほんと可愛い。

危ないいからしちゃだめだけどね。

 

迷宮に突入してからは、香織のお荷物になっているんじゃないかという葛藤から始まり、香織が吹っ切れるシーンは良かったと思う。

ハジメ言われたこともあるけど吹っ切れた香織はアグレッシブで良いですね!

 

ついに神によって教会から異端者認定を受けてしまったけどこれからどうなるんだろうか。

最終的に邪魔だからついでに倒すみたいな展開がありそうな気がしてきたぞ……。

 

万を超える敵との戦闘!「ありふれた職業で世界最強」 3~4巻 感想

※本文にはネタバレを含みます

 

 

ありふれた職業で世界最強 3巻

今回は中立商業都市フューレン編。

 

ブルックの町で商隊護衛の仕事を受け、他の同業者達と同行しながら都市へ向かうハジメ達。

ハジメとユエは相変わらず何処でもイチャイチャ気味でシアがちょっと可哀想な気がするけど一応は大事にされているし見なかったことに。

道中で魔物の襲撃があったもののユエちゃんの魔法で一瞬にして撃退。

ちょっとユエちゃんが強すぎて敵の強さが良くわからない!

ハジメもそうだけど、ユエちゃんもオリジナル魔法とか開発していくし、どんどん化物になっていってるような気が。

 

フューレン内ではギルド内でちょっとしたいざこざがあったりして、最終的に人を探す依頼を受けることに。

お米を食べられると噂のウルの町へ辿り着いたハジメ達は、まさかの愛ちゃん先生と、護衛に付いてきたクラスメイトの一部と再開。

正直、話の展開的にも、ハジメの性格的にも、出会うのはもっと後かなと思っていたので早さにびっくり。

外に出て良い人達と出会うことで、主人公も少しずつですが柔らかい雰囲気を持つように戻ってきましたね!

 

戻ってきてほしいと願う愛ちゃん先生と、戻る気はないハジメ。

ちょっと悲しいですけど仕方ないですよね。

 

その後、依頼を受けた場所に行き捜索をすると黒竜とエンカウント。

最終的には竜人族であるティオが(勝手に)仲間になったのですが、まさか表紙のお姉さん風だったキャラクターがこんなドMなキャラクターだったなんて……。

これ絶対表紙見た限りでは刀でも持って冷静に戦いそうな感じなのに、こんなドン引きしそうなキャラだったなんて想像つかないよ!

 

最後は闇堕ちしたクラスメイトとの戦い。

自身の能力を使用し数万もの魔物の大軍を率いて襲撃してきたけど無事撃退。

世界最強というタイトルに恥じず、もはや軍隊レベルでも余裕な主人公たちですね。

シリアスな展開や、敵対者が出てきて危ういところがあったものの、ティオの性格に全部持っていかれた感じがする。

 

 

ありふれた職業で世界最強 4巻

中立商業都市フューレンの暗部の話。

 

下水に人が流れていることを察知したハジメ達は海人族の子供、ミュウを救出。

ミュウ本当に可愛い。もっとパパって呼んでくれてもいいのだぞ。私は決してロリコンではないけどね。

なんだかんだで可愛い子には優しいハジメ。もっと世話をするのだぞ。

 

しかし何やら訳ありの子供を保安署に預けるという行動は間違っていたらしく、事件が発生。ミュウがさらわれてしまう。

これから予想できる展開に、ハジメ達の強さを知らない襲撃者がちょっと可哀想になるね!

案の定、ミュウを助け出したハジメ達一行は襲撃者が所属していた全施設を崩壊させ、次の町へと赴くのであった。

知ってた。

 

そこから場面は代わり、オルクス迷宮89層まで辿り着いた香織達クラスメイトのシーン。

なんだかんだで前線組はかなり強くなってますね。

香織と鈴の百合百合な一枚絵イイゾーコレ。

 

90層で魔人の待ち伏せに出会い、魔人の国に来ないかと勧誘されたものの光輝のせいで交渉が失敗し、戦闘が発生した結果敗退する香織達。

それにしても勇者である光輝の足引っ張り具合が半端ないなー。

自分しか信じてない上に、周囲の仲間よりもステータスが高いせいで誰の手にも負えないやつだこれ。

 

一旦は凌げたものの、再びピンチになった香織達だったが、遠藤が一人で町まで助けを求めに行きハジメ達を連れてギリギリの到着。

あまりにも良いタイミングで到着するのは流石の主人公補正。

大抵はその瞬間に惚れてしまうパターンなやつね。

 

ハジメは勿論のこと、ユエやシアもこの程度の魔物なら余裕も余裕。

ティオはミュウの子守をしているようです。

クラスメイトを見直させるスカッとする展開は良いですね。

光輝だけは空気の読めなさが半端無いので、こいつだけどうにかならんかな!

 

最終的に香織がハジメ達の仲間になったものの、何やら嫌なことを画策している謎のクラスメイトの一部。そして謎の人物にさらわれる愛ちゃん先生。

この終わらせ方は次の巻が気になりますねー。

 

主な登場人物と感想

ミュウ

海人族の少女。

ロリ可愛い。

 

白崎 香織

ユエとの一番のライバルになる予感。

今のところ他には多少好感度は上がってそうなウサギと、マゾドラゴンしかいないし。